「切れ字のある場所」=「句切れ」と考えてください。俳句の句切れを見つけるためには切れ字を覚える必要があります。 切れ字を使って文を切断することで,そこに読者の注目を集め,余情(あとあとまで心に残る感動)を誘います。ですので,句切れのある場所が作者のもっとも強調したいところ(=感動の中心)であると考え... 詳細表示
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現代の言葉で書かれているかどうか,決まった形式で書かれているかどうかに注目します。 口語-現代の言葉 文語-古い時代の言葉 自由-字数などに決まりがなく自由 定型-字数や句の数,配列などが一定(五・七・五の俳句や五・七・五・七・七の短歌などは定型詩) これらの組み合わせで判断します。 ・口語自... 詳細表示
直喩(ちょくゆ)とは, 「~のようだ」「~に似ている」などの説明の言葉と一緒に,ある事柄を他のものにたとえる方法です。あるものごと(A)を述べるのに,他のものごと(B)を持ってきてそれによって,ものを表現する方法です。 例「お盆のような月」 ⇒月をお盆にたとえることで,月がまん丸であることを表現しようと... 詳細表示
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体言止めは必ず名詞(ものの名前)で終わり,倒置法は助詞(「は」「が」「を」など)で終わることが多いです。 (例1)聞こえるよ,小鳥の声が。→倒置法 「小鳥の声が,聞こえるよ」とひっくり返すことができる。「が」で終わる。 (例2)聞こえるよ,小鳥の声。 →体言止め 「小鳥の声,聞こえるよ」と,ひっく... 詳細表示
反対の意味の言葉やよく似た意味の言葉に注目しましょう。 対比を探すときには,反対の意味の言葉やよく似た意味の言葉に注目します。 [例] ・反対の言葉…「大きい」と「小さい」,「明るい」と「暗い」,「広い」と「せまい」など ・よく似た言葉…「赤い」と「青い」と「黄色い」,「笑う」と「泣く」と「怒る」... 詳細表示
言葉の順番をふつうとは逆にするのが「倒置法」,同じ語句や似た表現を繰り返すのが「反復法」,文末を体言(名詞)で止めるのが「体言止め」です。 「倒置法」「反復法」「体言止め」の例はそれぞれ次のようになります。 ・倒置法 もう卒業だね,気がつけば。 ふつうなら,「気がつけば も... 詳細表示
「対句」は,逆の意味の語句が二つ並んでいるものを指すのではありません。対句とは,対応する語句を同じ組み立てで並べて,印象を強める表現技法です。 <対句の例> この例で,上の行と下の行は同じ組み立てで,「空」と「海」,「どこまでも」と「果てしなく」,「高く」と... 詳細表示
ポイント(1)「感動の中心を表す言葉」を探す→ ポイント(2)「句点(。)が入る場所」を探す の順に考えましょう。 「けり」や「かな」などは短歌の中で感動の中心を表す言葉です。 ここでいったん歌が切れるという目印になります。 この言葉がない場合は,句点が入る場所(意味のまとまり... 詳細表示
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