溶解度とは,ある温度で一定量の水にとかすことのできる物質の限界の質量で,物質の種類によって決まっています。 限界の量までとかしたときの状態のことを「飽和(状態)」といいます。 [溶解度]…ふつうは100gの水にとける物質の限界の質量 溶解度に達している水溶液にさらに物質を入れても,と... 詳細表示
水などの液体を加熱する実験のときに沸騰石を入れるのは,急激に沸騰(突沸)して液体や蒸気が周囲に飛び散るのを防ぐためです。 ■沸騰とは 「沸騰」とは,液体を加熱したときに液体の内部からも蒸気(気泡)が発生するようになる現象のことで,このときの温度を「沸点」といいます。 温度が沸点に達しても... 詳細表示
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液体のロウが,固体になったときに体積が小さくなったためです。 そのとき,外側から固まっていくために中央部がへこみます。 ふつうの物質は,温度が変わり状態が変化するとき, ・固体がとけて液体になると,体積は増える ・液体が固まり固体になると,体積は減る となります。 ロウもこれと同じ... 詳細表示
再結晶と蒸留の違いは「取り出すもの」です。 再結晶は固体を,蒸留は液体を取り出します。 [再結晶] 再結晶とは,固体をいったん水にとかして,とかした固体をふたたび結晶として取り出すことです。 したがって,取り出すものは固体(結晶)です。 [蒸留] 蒸留とは,沸点... 詳細表示
沸騰石は小さな気泡を含みやすい素材でできているので,沸騰石から出る気泡がきっかけとなって沸騰が起こりやすくなり,突沸を防ぐことができます。 ■液体の沸騰と突沸 液体の温度が沸点に達すると,表面からの蒸発だけでなく液体の内部からも気泡が生じて液体全体が沸騰します。 突沸は,液体が沸騰する温... 詳細表示
試験管の口を下げておかないと,試験管が割れるなどの危険性があるからです。 これはアンモニアを集める手段として口を下に向けるのではありません。 アンモニアは空気より軽く,水に溶けやすいので,集め方は「上方置換法」で行いますが,上方置換するときに試験管の口を下に向ける必要があるのではないのです。 ... 詳細表示
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