「公共の福祉」とは,「社会全体の共通の利益」であり,「ほかの人の人権との衝突を調整するための原理」です。 この「公共の福祉」という言葉は,日本国憲法の中で使われています。 日本国憲法では,基本的人権が保障されています。 基本的人権には「平等権」「自由権」「社会権」などがあり,さまざまな権... 詳細表示
議員定数と有権者数の関係に,選挙区によって差が生じているからです。 小選挙区を例に考えてみます。 小選挙区では,1つの選挙区から1人の議員が選出されます。 A選挙区は有権者が10万人,B選挙区は5万人いるとすると,A選挙区は「10万人につき議員が1人」,B選挙区は「5万人につき議員が1人」という... 詳細表示
憲法は国の基本となる「最高法規」です。法律は国会が制定するきまりです。憲法に反する内容の法律は制定できません。 ■憲法 「国家がどうあるべきか」「どのように政治を行うか」や「国民の権利や義務」などを決める基本となる最高法規です。 日本国憲法は,第二次世界大戦後,連合国軍総司令部の指導のもとに... 詳細表示
「主権」には,大きく分けて次の3つの意味があります。 (1)ほかの国から支配や干渉をされず,ほかの国々と対等である権利(国家としての対外的な独立権) … 「主権国家」など (2)独立して国民や領土を統治する権利(国家としての統治権力) … 「国の主権の及ぶ範囲」など (3)国の意思や政治のあ... 詳細表示
イギリスは「19世紀」の世界の工場,中国は「21世紀」の世界の工場と呼ばれているからです。 ■「19世紀」の世界の工場 ―イギリス― 世界で最初に産業革命が起きたイギリスは,19世紀になると世界最大の先進工業国となりました。 世界中から原材料を輸入して,良質・安価な工業製品を大量... 詳細表示
国会は立法機関で,内閣は行政機関です。 国会は,「国権の最高機関」「国の唯一の立法機関」として法律を制定し,予算を決めます。 内閣は,法律や予算にもとづいて実際の政治を行います。 国会と内閣は,それぞれ仕事が違いますので,その違いを理解するようにしてみましょう。 ■国会のお... 詳細表示
国庫支出金と地方交付税交付金は,どちらも国から地方公共団体に支給されるお金ですが, 「使い道が決まっているかどうか」が違います。整理して覚えておきましょう。 ■国庫支出金 国から指定されたことに使うために,国から地方公共団体に支給されるお金。 使い道は義務教育費,生活保護費などと指定... 詳細表示
「供給量」とは,売り手が売ろうとする商品の量のことです。 ある商品を売るときは,価格を高くつけると商品1個当たりのもうけが多いので,売り手はそのもうけを使って,さらに商品をつくりたくさん売ろうとします。つまり,供給量は,価格が高いほど多くなるのです。 逆に,同じ商品の価格を安くつけると,商品1個当... 詳細表示
日本国憲法第67条は「内閣総理大臣は,国会議員の中から国会の議決で,これを指名する。」と定めています。 よって,内閣総理大臣は,衆議院議員か参議院議員の中から選ばれます。 衆議院議員の中から選出されるだけとは限りません。 ただ,内閣総理大臣を選ぶとき,国会議員は通常,自分が属している政党... 詳細表示
憲法改正時の国民投票と,選挙時の投票との大きな違いは,「直接民主制」か「間接民主制」かという点 です。 ■憲法改正時の国民投票 憲法を改正する場合,国民は「国会が発議した憲法改正案」に対して投票することで直接意思を示して,賛成か反対かを決定することができます。 【憲法改正案に対し... 詳細表示
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