時間を意識させる声かけや間違えず着られる工夫を
小学校入学が見えてきているのに、身支度に時間がかかっていると
学校に入ってからが心配、というおうちの方のお声をよく伺います。
就学前のお子さんの場合、大人のようには身支度をテキパキできませんね。
まだまだ時間の感覚を掴めていないからです。
だらだらと着替えが遅い時は
「早くしようね」と言いたいところですが、
それよりも
「〇時には出るけど間に合うかな?」
「あと◯分だよ」
と、時間を意識させる声かけがおすすめです。
また、ゲーム感覚で
「よーいどん!しようか?」と誘い
「タイマー(ストップウォッチ)」を使い
どれくらいかかるか測って楽しんでしまうのも一つですね。
頑張って着替えられたら
「早いね!カッコよく着られたね!」など褒めも忘れずに伝えましょう。
「自分で着たい・着られた!という気持ちは損なわないように」
また、衣類の着方も慣れていません。
下着を裏返し、前後ろ逆だったりは必ずありますよね。
「すごく頑張ったね!えらいよ。でも、こっちを前にすれば首がキツくないよね」
など一人で頑張った気持ちはしっかり認めた上で、
着替えの手順やコツを教えてあげると、次からはきっと上手になっていくはずですよ。
ちなみに、我が家では、シャツの前側の内側の裾の部分に☆印を油性ペンで書いていました。その☆が前にくるように着れば間違いなく着れ、いつの間にか☆をかかなくても正しく着られるようになっていました。ご家庭ごとでお子さんと工夫してみるのはいかがでしょうか?