• No : 9917
  • 公開日時 : 2021/10/12 20:43
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たし算ひき算などの計算ができないままでも大丈夫?

たし算ひき算などの計算ができないままでも大丈夫?
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回答

計算暗記よりも、まずは家庭で数のセンスを磨くことを大切にしたいですね
 
算数は数字の読み書きや1.2.3と数を数えるところから勉強がスタートします。
すぐに足し算・引き算の学習に入り、1学期には繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算に進みます。
先取り学習として4+2=6ができたら安心でしょうか?
幼児期に必要な数のセンスは、実物に触れることで養われるといいます。
 
4+2=6をただ暗記してしまっていて、
「4より2こ多い数はいくつ?」と尋ねたら、答えられない子が多いとのことです。
計算を知っているだけで、意味を理解していないからです。
 
「数のセンスはどうやって身につける?」
数の感覚は日常生活や遊びから身につきます。例えば、お風呂で湯ぶねにつかりながら100まで数える。反対に100から逆唱する。これで順序数の感覚や大きな数の基礎ができます。
また
〇お菓子を数える
〇お菓子を兄弟で分ける
〇お菓子の数を比べる
〇食器を配膳する
〇トランプで数に親しむ
など実物を使った遊びやゲームが、幼児にはより高い数字の感覚(数のセンス)を身につける上で効果を上げることができるそうですよ。
 
入学前のこの時期ぜひご家族で一緒に遊んではいかがでしょうか。