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  • 公開日時 : 2021/10/12 22:12
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勉強するように言っても、テレビやゲームを見たりしてなかなか手をつけない

勉強するように言っても、テレビやゲームを見たりしてなかなか手をつけない
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回答

勉強と遊びの切り替えが自主的にできるよう、現実的な計画を
 
入学準備として、ひらがなや簡単な計算など家で取り組みを考えるおうちの方も多いと思います。大人でも何かをやり始めるまでには、ある程度エネルギーも必要ですよね。「今」を生きていて、時間の感覚が掴めていないお子さまならば尚更です。
今回は、毎日の中で、少しずつでも取り組む方法をお伝えします。
 
 
「まずは家庭の中でお約束を」 
「お勉強は◯曜日。夕飯の前17:00から」
「遊びから帰ってきて30分後からスタート」
また、習い事がある日とない日とで開始時間を変える。
そんな現実的な計画を親子で一緒に話し合いましょう。
 
「1日に30分までゲームをしてもいい」
「テレビは番組を決めて観る」
このようなルールもお子さんと一緒に一つ一つ確認して決めていきましょう。
お子さまも見えるようにボードなどに書いておくのも効果的ですね。
 
「タイミングを見計らって声かけを」
とはいえ、お子さまは遊びに夢中だと計画を忘れてしまうもの。そんな時は、
「もうすぐ何する時間かな?」
「〇時になるけど、そろそろ準備しようか?」
「あと◯分で約束の17:00だよ」
などと、約束の時間が近づいていることを促してあげましょう。
 
自分で決めた約束ですから、守ろうとする意識は働きます。
腰が重たいながらも切り替える様子が見られたら、たいしたものです。
「約束通りだね。えらいよ!今日はここだよね。一緒にやろうね」
褒めて寄り添って、親子で楽しい学びの時間を作っていきたいですね。