石や砂,泥などの粒は,川の流れによって海に運ばれてきます。海は川のような流れがないため,運ばれてきた石や砂,泥は海底に積もります。このうち粒の大きな石は,重いので流されにくく海岸近くにとどまって積もります。これに対して粒の小さな泥は,軽いので長い距離を流されて海岸から離れた沖の方に積もるのです。 詳細表示
沸騰石は小さな気泡を含みやすい素材でできているので,沸騰石から出る気泡がきっかけとなって沸騰が起こりやすくなり,突沸を防ぐことができます。 ■液体の沸騰と突沸 液体の温度が沸点に達すると,表面からの蒸発だけでなく液体の内部からも気泡が生じて液体全体が沸騰します。 突沸は,液体が沸騰する温... 詳細表示
試験管の口を下げておかないと,試験管が割れるなどの危険性があるからです。 これはアンモニアを集める手段として口を下に向けるのではありません。 アンモニアは空気より軽く,水に溶けやすいので,集め方は「上方置換法」で行いますが,上方置換するときに試験管の口を下に向ける必要があるのではないのです。 ... 詳細表示
BTB溶液は,酸素の増減によって色は変化しません。 光合成の実験の場合,溶液にとけた二酸化炭素によって色が変化します。 二酸化炭素は水にとけて酸性を示します。 例えば,呼気を吹きこんで緑色にしたBTB溶液にオオカナダモを入れて日光に当てると,BTB溶液の色は緑色から青色に変化します。 ... 詳細表示
再結晶と蒸留の違いは「取り出すもの」です。 再結晶は固体を,蒸留は液体を取り出します。 [再結晶] 再結晶とは,固体をいったん水にとかして,とかした固体をふたたび結晶として取り出すことです。 したがって,取り出すものは固体(結晶)です。 [蒸留] 蒸留とは,沸点... 詳細表示
岩石が「何かにけずられる」のが『侵食』,もろくなって「自分からくずれていく」のが『風化』と考えましょう。 ■ 侵食 流水による侵食とは,海の水や川の流れが海辺や川辺の陸地をけずる現象のことです。流水の力でけずられ,地形自体が変わってしまうこともあります。 流水などの物理的な力によって陸地... 詳細表示
周波数とは,1秒間あたりの振動や波のゆれの回数のことです。 音の周波数とは,振動数(音源が1秒間に振動した回数)のことです。 音は,音源の振動が波として伝わります。 交流は,電流の向きや大きさが周期的に変化している電流です。 交流(交流電流)で,電流の向きと大きさの変化が1秒間にくり返され... 詳細表示
液体のロウが,固体になったときに体積が小さくなったためです。 そのとき,外側から固まっていくために中央部がへこみます。 ふつうの物質は,温度が変わり状態が変化するとき, ・固体がとけて液体になると,体積は増える ・液体が固まり固体になると,体積は減る となります。 ロウもこれと同じ... 詳細表示
「やく」も「花粉のう」も,「花粉が中に入っている」植物のつくりを表しますが,その構造などの違いから,被子植物では「やく」,裸子植物では「花粉のう」を 使うことになりました。 ※ただし,一部の教科書では,「裸子植物の花粉のうを,やくということもある」 という表記もありますので,学校の先生に確認してから覚えるように... 詳細表示
水などの液体を加熱する実験のときに沸騰石を入れるのは,急激に沸騰(突沸)して液体や蒸気が周囲に飛び散るのを防ぐためです。 ■沸騰とは 「沸騰」とは,液体を加熱したときに液体の内部からも蒸気(気泡)が発生するようになる現象のことで,このときの温度を「沸点」といいます。 温度が沸点に達しても... 詳細表示
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