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現代仮名遣いに直すときの「ア段の音+う(ふ)」→「オ段+う」というルールは原則で,例外もあります。 「こひねがふ」の読みは,「こいねがう」「こいねごう」と2とおりあります。よって,現代仮名遣いも2とおりあることになります。 同じような例外の例として,次のような語があります。 ・慕... 詳細表示
「をりふし」は複数の語が結び付いて一単語になったもの(複合語)なので,現代仮名遣いに直すときは,元の言葉に分けて考えます。 「をりふし」は漢字に直してみると→「折節」 →「折(をり)」と「節(ふし)」が結び付いてできた複合語です。 複合語は元の言葉に分けて考えます。 ... 詳細表示
置き字の「而」には 〈1 そして(順接) 2 しかし(逆接)〉 の意味があります。 「而」は文中では読まないことが多いですが,その場合には,1か2の意味で前後の文をつないでいます。 「而」のように,訓読したときに読まない字を「置き字」と言います。 置き字はもともと当時の中国では読まれていまし... 詳細表示
五言絶句,五言律詩は「偶数句末」の字が韻を踏んでいます。 七言絶句,七言律詩は「1行目と偶数句末」の字が韻を踏んでいます。 [例]「春望」(杜甫)は1行が5文字で8行で構成されている「五言律詩」なので,韻を踏んでいるのは以下のとおりです。 2行目末 「深」シン 4行目末 「心」シン 6行目末 ... 詳細表示
すべて過去の助動詞「けり」ですが,次に続く語によって活用形が異なり,「ける」「けれ」と形を変えています。 古典文法については高校で詳しく学習するので,詳しい説明は省略しますが,ここで使われている「けり」「ける」「けれ」は,すべて過去の意味を表す助動詞「けり」の活用した形です。 古典文法でも現代語文法と... 詳細表示
古文でつかわれる仮名遣いは現代の仮名遣いと異なります。 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すときには,ルールに従って直していきましょう。 〔歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すときのルール〕 (1)~(3)は,現代仮名遣いに直すルールの中でも基本です。必ず覚えましょう。 (5)~(7)はローマ... 詳細表示
特に注意すべきなのは「現代語とは意味の違う単語」です。その次に「古文にしかない単語」を覚えましょう。 ■現代語とは意味の違う単語最も問われやすいのは現代語と形は似ているけれど意味の異なる単語です。問題で問われていなくても,現代語の意味で解釈していると本文全体の意味を取り違えてしまうので注意しましょう。 [... 詳細表示
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