液体のロウが,固体になったときに体積が小さくなったためです。
そのとき,外側から固まっていくために中央部がへこみます。
ふつうの物質は,温度が変わり状態が変化するとき,
・固体がとけて液体になると,体積は増える
・液体が固まり固体になると,体積は減る
となります。
ロウもこれと同じです。
体積の小さいものから大きいものへ順に並べると,固体→液体→気体となります。
ロウが固体になるときは,外側から冷えて固まっていきます。
外側が固まっていくときにはまだ体積はそれほど小さくなっていないのですが,中央部分が固まるころには体積がかなり小さくなっています。
そのため中央部がへこんだ形になります。