暗記は,歴史の年代に限らず,全体像やつながりを理解して目や口(音読)で確認しながら繰り返すと定着します。
今回は,全体を理解できて暗記にも使えるシートの書き方を紹介します。活用してみてください。
・略年表シート
白い紙を縦に使い,1枚につき,1つの時代の略年表を作りましょう。
左端から5センチくらいのところに線を引いて,左側に年代,右側に重要語句や出来事を書きます。その線で折って年代を隠せば,簡単な問題集にもなります。
重要なところは赤いペンなどで書けば,赤シートで隠して穴埋め問題集にすることもできます。
・歴史相関図シート
対立する人物が多い戦国時代や,ややこしい法令や改革名がたくさん出てくる江戸時代は,白い紙を横に使い,相関図をかくと,よく理解できて早く覚えられます。歴史を図解するつもりで,中心に時代名を書き,まわりに年代や出来事を書いていきます。⇔で対立する人物を表したり,吹きだしマークで出来事の内容を解説したり,見やすく工夫しましょう。
これらのシートを小さく折りたたんで持ち歩けば,休み時間,ごはん前,おふろ前などのスキマ時間にも覚えられるし,テスト直前の見直しにも使えて便利です。