2年生のくり下がりの計算では、ひっ算は暗算できないような桁の多い計算ができるので
マスターしておきたいですが、くり下がりは最初の関門ですね。
例えば「92ー58」の計算。
2から8は引けないので、十の位から1くり下げて…が
一番多いつまずきポイントです。
「くり下げて」はなかなか説明しづらいですね。
代わりに、硬貨を準備して実際にやってみるのはいかがでしょうか?
92円は十円玉を9こと一円玉を2こ、58円は十円玉を5こと一円玉を8こ。
実際に硬貨を準備してもいいですね。
まず、一の位の計算。2から8は引けないので、
十の位から十円玉を1こ借りてきて、12-8を計算し、一の位は4となります。
つぎに十の位の計算。
十の位は1こ減ったので十円玉が8こになっています。
8から5をひいて、十の位は3となります。
硬貨やおはじき、ブロックなどを使いながら、
感覚的に「これがくり下がりなんだ」とわかればひっ算をして紙の上での計算でもイメージできて、問題が解けるようになると思いますよ!