速さを求める公式を使います。
音の速さ(m/秒)=音の進んだ距離(m)÷音が伝わる時間(秒)
で求められます。空気中で音が伝わる速さが約340m/秒という値も,覚えておくと便利です。
実際には,空気中の音の速さは気温によって変化しますが,例題で求めた値340m/秒を知っていると,日常の現象に使えて便利です。
例えば,雷の稲光が見えてから5秒後に音が聞こえたときに,「雷からどれくらい離れているのかな?」と,思ったら…
音の速さの公式を変形すると,音の進んだ距離(m)=音の速さ(m/秒)×音が伝わる時間(秒)なので,雷からの距離=340(m/秒)×5秒=1700(m)で,約1700mと計算できます。