体言止めは必ず名詞(ものの名前)で終わり,倒置法は助詞(「は」「が」「を」など)で終わることが多いです。 (例1)聞こえるよ,小鳥の声が。→倒置法 「小鳥の声が,聞こえるよ」とひっくり返すことができる。「が」で終わる。 (例2)聞こえるよ,小鳥の声。 →体言止め 「小鳥の声,聞こえるよ」と,ひっく... 詳細表示
「ゃ・ゅ・ょ」は1音に数えませんが,「っ」は1音に数えます。 短歌の音の数え方は,次のとおりです。 ■「ゃ・ゅ・ょ(拗音)」…1音に数えない。 ■「っ(促音)」 …1音に数える。 [例] ・金魚(きんぎょ)→ き・ん・ぎょ(3音) ・ばった → ば・っ・た... 詳細表示
1.「~のようだ(ように)」などの,たとえを表す表現があるか, 2.人間にたとえているか,で見分けます。 比喩の種類を見分けるには,二つのポイントがあります。 1.「~のようだ(ように)」などが使われているかどうか 「~のようだ(ように)」などのたとえを表す言葉が使... 詳細表示
枕詞とは,おもに和歌に使われる技法のひとつで,ある特定の言葉を導き出し,和歌の調子を整える働きをするものです。 (例)ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 大意:光がのどかに照る春の日だというのに,どうして桜の花は落ち着きなく散っていこうとしているのだろうか。 上の例を見てわか... 詳細表示
短歌の句切れとは,短歌の意味や調子の切れ目のことです。 短歌の形式「五・七・五・七・七」で意味を考えていき,句切れる場所によって,初句切れ・二句切れ・三句切れ・四句切れといいます。また,句切れのないものもあります。 [例1] みづうみの 氷は解けて なほ寒し/三日月の影 波にうつろふ この... 詳細表示
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