おしゃべりのときは気楽に話せるけど、大勢が自分に集中していると感じると、大人でも緊張しますね。そんな子どもはけっして少なくないと思います。
気長に待ってあげましょう。授業参観などで、ついお友だちと比べて「声が聞こえない」「家ではもっと大きい声を出しているのに」と考えてしまうかもしれませんが、音楽の授業では大きな声で歌っていたり、運動会では元気に応援しているかもしれません。
そんなときにこそ「大きな声が出ていたね!」「声が聞こえてきてうれしかったよ!」とほめてあげると、自信がつきますよ。
家での音読は、一度動画に撮って 本人に見てもらうのはいかがでしょうか。客観的に自分の様子をみると「こんなふうに音読しているんだ」「下を向いて口をあんまり開けていないんだな」と気づき、自分で直せるようになるかもしれません。