テストの日程も範囲も、ずっと前からわかっていたのに、なぜ…と心をかき乱されるのは、お子さま本人にとってもつらいものです。ただ、予定がくずれること自体は大きな問題ではなく、すぐに取り組み中の科目を中断して予定どおりの科目に移るか、他のスケジュールを縮小させて取り組み中の科目を仕上げるか、この二択で即断すればよいだけです。といっても、これは慣れるまで難しいことですし、予定を変えることに時間を取られたり抵抗を感じたりするタイプのお子さまにとっては、とくに難儀するところでしょう。そこで、あらかじめ「予定がくずれたら相談に乗るよ」と声をかけておくのをおすすめします。これで、リカバリを図るために一時的にスケジュールを無視して全体を捉え直す作業に協力できます。あくまでも計画の主体はお子さま。「無理な計画を立てさせられた!」と言われないように、相談されるという関係性がポイントですよ。