【問】日本文に合う英文を完成させなさい。
英語はもっとも多くの国で使われている言語です。
English is the language ___ in the most countries.
■ポイント
① 人やものについて具体的な説明を加えるときは,関係代名詞を使って表すことができる。
② 先行詞(=説明される名詞)が「もの」のときは,that か which を使う。
■解き方
日本文から,この文全体の骨組みが「英語が言語です」となって,その「言語」について「もっとも多くの国で使われている」と説明されていることがわかる。
与えられているEnglish is the language(英語は言語です)のthe languageが説明される名詞なので先行詞となり,どのような言語であるか説明する文を関係代名詞を使って表す。
先行詞the languageが「もの」で, 説明する文の主語を受けているので, 関係代名詞<主格>thatかwhichを使い, <先行詞+that[which]+動詞>の語順で表す。
関係代名詞<主格>のあとに続く動詞は先行詞に合わせる。
「使われる」は受け身の形<be動詞+過去分詞>で表す。先行詞the languageが3人称・単数なので,be動詞is, 「使う」useの過去分詞usedを続けて,English is the language that[which] is used in the most countries.という文にする。
このように説明する文の主語となる関係代名詞thatやwhichを関係代名詞<主格>と呼ぶ。
関係代名詞<主格>は説明される名詞(=先行詞)によって使い分ける。「人」のときはwhoかthatを使い,「もの」のときはthatかwhichを使うと覚えておこう。