自動詞は目的語を必要としない動詞,他動詞は目的語を必要とする動詞です。
■自動詞
[例]
・I go to school. (わたしは学校に行きます)
・I look at the girl. (わたしはその少女を見ます)
自動詞の場合は「わたしは行きます」「わたしは見ます」だけでも意味はわかります。それをさらに詳しく説明したい場合は,「to」「at」などの前置詞を置いて「go to school」「look at the girl」とします。
■他動詞
[例]
・I have a bicycle. (わたしは自転車を持っています)
・I play tennis. (わたしはテニスをします)
他動詞の場合は「わたしは持っています」「わたしはします」だけでは意味がわかりません。必ず「自転車を」「テニスを」などという目的語が必要です。「~を」や「~に」の意味をもともと動詞の中に含んでいるため,動詞のすぐ後に名詞を置きます。前置詞は必要ありません。
自動詞・他動詞の見分け方としては,その動詞が単独で使われていたり動詞の後に前置詞を置いてその動詞を説明したりしていれば「自動詞」,動詞のすぐ後に目的語(名詞・代名詞など)があれば「他動詞」と考えられるでしょう。