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  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/11 14:49
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【理科】消費者と分解者の違い

消費者とされている動物でも,細胞の呼吸では有機物を無機物に分解しているし,逆に菌類も有機物をとり入れて消費しているのだから,定義の部分で重なり合う部分があるように思います。
消費者と分解者の違いを教えてください。
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回答

分解者も消費者の一部です。生物どうしのつながりの中で,消費者のうち,生物の死がいや排出物に含まれる有機物を養分としてとり入れている生物を分解者といいます。
 
■消費者
生物どうしのつながりの中で,生産者がつくりだした有機物を,直接的または間接的にとり入れる生物。
 
■分解者
生物どうしのつながりの中で,「消費者のうち」,土の中の小動物や菌類・細菌類のように,「生物の死がいや排出物」に含まれる有機物を養分としてとり入れている生物。
菌類・細菌類は,呼吸によって有機物を無機物に分解し,エネルギーを得ている。
 
消費者や分解者というのは,「生物どうしのつながり」において担(にな)っている役割で分類したものです。
個体として考えれば,人間などの分解者に含まれない「消費者」も,細胞の呼吸(内呼吸)で有機物を無機物に分解していますが,あくまでも消費者です。
分解者は「生物どうしのつながり」の中で考えて分類しましょう。

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