UNESCOとUNICEFは,どちらも国際連合(国連)の機関ですが,活動の内容に違いがあります。
UNESCOは教育・科学・文化を通じて平和をめざす活動をしているのに対し,UNICEFは世界の子どもの権利を守り,とくに発展途上国の子どもにとって必要なことを援助しています。
■UNESCO(ユネスコ)
[正式名称] 国連教育科学文化機関
[活動内容]
国連の専門機関のひとつで,教育・科学・文化を通して国々がお互いを理解することによって,国際平和を実現することをめざしています。
具体的には,「世界遺産」の登録や保護の支援,義務教育の普及のための活動,職業教育の支援などを行っています。
■UNICEF(ユニセフ)
[正式名称] 国連児童基金
[活動内容]
国連総会で設立された補助機関のひとつで,世界の子どもの権利を守り,とくに発展途上国の子どもたちに必要な支援を行っています。
具体的には,発展途上国の子どもたちが教育を受けられるようにする支援,発展途上国の子どもたちの栄養や保健・衛生についての援助などを行っています。