嫌がりながらも練習を重ねてきたからこそ、これまでもお子さまができるようになったことはたくさんあると思います。楽譜が読めるようになった、両手で同時に弾けるようになったなど、それもお子さまの練習の賜です。
この次の段階としては、練習をする目的について話し合ってみるのはどうでしょうか?
お子さまがピアノを習って、やってみたいことは何でしょう?あの曲が弾けるようになりたい!発表会で演奏して拍手をもらいたい!など具体的な目標があると、やる気につながるかもしれません。
そしてもしお子さまがピアノに興味がなく、特に目標もないのなら、すっぱりやめてしまってもいいと思います。大人はつい「ここまで続けたんだから」「忍耐力が育たないのでは」と考えがちですが、ピアノ以外にじっくり向き合えるものがあるかもしれませんし、一度やめてみると、「やっぱり好き!」という気持ちに出逢えるかもしれません。ぜひお子さまとよく話し合ってみてください。