「早寝早起き、朝食しっかり」は理想ですが、なかなか叶わないご家庭が多いようです。さて、今回のお悩みでは、お子さまがギリギリに起きることも、朝食を食べないことも、起点は夜遅くまでのスマホのように見えます。ところで、北風と太陽という寓話がありますが、ここで「早く寝なさい!」「スマホを取り上げますよ!」と言ったら北風です。では、太陽ならどうするでしょう?起きてほしい時刻にカーテンを開けて自然の光を部屋の中に取り込んでみてください。朝日を浴びてから15~16時間後に眠くなる体内時計を利用するのがねらいです。その時には起きられなくても、その日の夜にはいつもより早めに眠くなるかもしれません。保護者が部屋に入らないで済むように、カーテン自動開閉器を設置して、うまくいったご家庭もありますよ。自然な早寝を誘う太陽作戦を、ぜひ試してみてくださいね。