これは本当に気がかりな話題ですね。ひとたびインターネット上で拡散されてしまった情報は、完全に消すことがかなり難しく、これを入れ墨にたとえた「デジタルタトゥー」という言葉もあります。お子さま自身が気を付けても、お友達の行動まで制限することはできません。また、直接的な注意は反発されやすいので避けたいですね。とは言え「拡散されたら困るような画像や動画を撮られないようにしましょう」といった表現では実感として伝わりにくいです。そこで、ここは少々きついかもしれませんがショックを与えるくらいの事例を伝えてみてはいかがでしょう。「学生 炎上 退学」といったキーワードで検索して、保護者のかたが事例を把握しておくことも大事です。ネットに流れた個人情報が人生の大事なチャンスを奪うことがある、という知識が、今の高校生にとって必須の教養であることは間違いないでしょう。