幕府からの恩賞が不十分で、御家人の不満が高まったからです。
将軍と御家人は「御恩と奉公」の関係で結ばれています。実際、1221年の承久の乱では、御家人は団結して幕府のために戦って勝利し、幕府も御家人の働きに対して領地を分け与えるなど、恩賞でこたえました。しかし・・・
このように、元寇をきっかけとして御家人の不満が高まり、ついに幕府を滅亡させてしまったのです。