英語では,「動詞とつながりが強く,強調したい語句」を動詞の直後に置きます。inやwithを1つの文に入れる場合,決まった順番があるのではなく文中での意味により順番が決まります。また,とくに強調する部分がない場合は,「時に関する語句」を文の最後に置くという習慣があります。
[例]
■「わたしは夏休みに友達と東京へ行きました」
(1) I went to Tokyo with my friends in summer vacation.
(2) I went to Tokyo in summer vacation with my friends.
(1)と(2)はどちらも文法的に可能です。
ただしとくに強調する部分がない場合は,「時」に関すること(例文ではin summer vacation)を文の最後に置くという習慣があります。
そのため,どちらかというと(1)の文のほうが自然です。
(2)の文は,「夏休みに」を強調する文になります。
■「わたしは昨日友達と東京にいました」
(1) I was with my friends in Tokyo yesterday.
(2) I was in Tokyo with my friends yesterday.
(1)と(2)はどちらも間違いではありません。
(1)は「わたしは友達といました」ということをいちばん伝えたい文。
(2)は「わたしは東京にいました」ということをいちばん伝えたい文。
上記の日本語訳に近い英文は(2)になるでしょう。