客観的にサイズに関して「大きい」というときは,largeを使います。
主観的にサイズに限らず「大きい」というときは,bigを使います。
bigとlargeは同じく「大きい」という意味で使われ,入れ替えできる場合もあります。
[large]
面積や体積など,客観的にだれが判断しても「大きい」ものに対して使います。
数量を表すとき(numberやamountなど)は large を使います。big は使いません。
[big]
面積や体積などに限らず,主観的にその人の判断で決められる「大きい」ものに対しても使います。
例えの意味として「大きな失敗」「大きな心」「大きなチャンス」などにも使えます。
■入れ替え可能な例
○ This box is very large.(この箱はとても大きいです)
○ This box is very big.(この箱はとても大きいです)
■どちらか一方しか使えない例
○ I want a large size of orange juice.(わたしはLサイズのオレンジジュースが欲しいです)
× I want a big size of orange juice. ※どのくらい「大きい」のか客観的にわかりません。
× He made a large mistake. ※サイズが大きいのではないのでlargeは使えません。
○ He made a big mistake.(彼は大きな失敗をしました)
× That is a large chance for her. ※サイズが大きいのではないのでlargeは使えません。
○ That is a big chance for her.(あれは彼女にとって大きなチャンスです)