「同様に確からしい」とは,「同じように起こる可能性がある」という意味です。
数学では「同様に確からしい」という言葉を使います。
たとえば
[10円玉を投げるとき]
表が出るのも裏が出るのも同じ程度であると期待されます。
(表だけが多く出て裏は少し,逆に裏が多く出て表は少し,ということはない。表も裏も同じだけ出る。)
→表が出るのも裏が出るのも「同様に確からしい(同じように起こる可能性がある)」といえます。
[さいころをふるとき]
1,2,3,4,5,6のどの目が出るのも同じ程度であると期待されます。
(ある目だけがよく出る,ということはない。どの目も同じだけ出る。)
→どの目が出るのも「同様に確からしい(同じように起こる可能性がある)」といえます。