接続詞は,品詞の一種で活用しない自立語で接続語になるものです。接続語とは,理由や条件を表したり,文と文をつなぐ役割をします。
「ので」「から」は,助詞です。他の語と結びついて接続語になりますが,単独では文節を作ることができない付属語なので,接続詞ではありません。
一方,「しかし」「だから」は接続語で,単独で文節を作ることができる自立語なので,接続詞です。
[例]
・雨が降った。だから運動会は中止になった。
→「だから」は接続詞。
「だから」だけでひとつの文節なので,文の成分でいえば接続語となる。
・雨が降ったから運動会は中止になった。
→「から」は助詞。
「降ったから」でひとつの文節なので,文の成分でいえば「降ったから」が接続語となる。