連体詞は,体言(名詞)を含む文節を修飾します。
副詞は,主に用言(動詞・形容詞・形容動詞)を含む文節を修飾します。
連体詞と副詞は,どちらも自立語で活用がなく,修飾語になるという性質は同じです。
違いは,修飾する文節です。
■連体詞…体言(名詞)や体言を含む文節を修飾する
[例]この/家は/大きな/家だね。
上の例文の中で,連体詞は「この」「大きな」の2つです。
どちらも「家」という体言を含む文節を修飾しています。
■副詞…主に用言を含む文節を修飾する
(用言以外を修飾する場合もあります)
[例]あなたは/とても/美しい。
上の例文の中で,副詞は「とても」です。
「美しい」という形容詞を修飾しています。