「どうする・どんなだ」などを表すのが述語,「何を・いつ・どんな」などを表すのが修飾語です。
■述語
文を組み立てている成分の中で,基本となるのが「主語」と「述語」です。
述語を見つけるには,まず主語を確かめ,主語である人・物の行動などを表す「どうする・どんなだ・何だ・ある・いる・ない」に当たる部分を探しましょう。
■修飾語
修飾語は,主語や述語,ほかの修飾語などを詳しく説明する文節です。
「何(だれ)を・いつ・どこで・どのように―どうする」「どのくらい―どんなだ」や,「どんな・何の―何が」のような関係を表します。
修飾語を見つけるには,まずその文の中にある主語・述語を確かめ,ほかの文節が修飾語の性質に当てはまるかどうかを考えましょう。
[例]楽しい思い出がたくさんできた。
1.文節に分ける
楽しい/思い出が/たくさん/できた。
2.「主語―述語」の関係を探す
主語「思い出が」 ― 述語「できた」
3.ほかの文節が何を表しているかを考える
「楽しい」→「どんな」を表し,「思い出が」を説明している修飾語。
「たくさん」→「どのくらい」を表し,「できた」を説明している修飾語。