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  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/07 14:29
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【国語】「真っ白に」がなぜ1つの単語なのか?

「雪で真っ白になっていた。」「彼は素直で優しい。」という文の「真っ白に」「素直で」が1つの単語だということがわかりません。解説には「真っ白に」や「素直で」は「真っ白だ」「素直だ」がそれぞれ変化した形だから,とあるのですがよく理解できません。
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回答

「真っ白に」「素直で」はそれぞれ「真っ白だ」「素直だ」という形容動詞の形が変化したものです。形容動詞は活用をする自立語で,状態・性質を表し,言い切る形が「だ・です」で終わります。
 
形容動詞の活用については中2で詳しく学びますが,「真っ白だ」は「真っ白で」「真っ白に」「真っ白な」などに形が変化します。「素直だ」は「素直で」「素直に」「素直な」などに変化します。
 
形容動詞は状態・性質を表します。「だ」で終わっていても,例えば「わたしのペットは犬だ。」の「犬だ」は状態や性質を表してはいないので形容動詞ではありません。
状態や性質を表しているかどうかは前に「とても」をつけてみるとわかります。「とても犬だ」とは言いません。また「犬な」のように活用しないことからも形容動詞ではないことがわかります。
この場合,単語で分けると名詞「犬」と助動詞「だ」に分かれます。
 
形容動詞はほかに,「楽だ」「静かだ」「便利だ」「不思議だ」「暖かだ」などがあります。

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