ベネッセ 教育情報サイト ベネッセ 教育情報サイト

子育て・教育・受験・英語まで網羅したベネッセの総合情報サイト

お知らせ
  • 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 434
  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/11 14:36
  • 印刷

【理科】彗星(すいせい)について

彗星を肉眼で見ることは可能ですか? 彗星は流れ星(流星)とは違うのですか?
カテゴリー : 

回答

彗星は,相当明るいものであれば肉眼で見つけることも可能です。しかし,そのような彗星は,なかなか現れることはありません。望遠鏡や双眼鏡で,うっすらと見える程度のものが一般的です。
 
彗星は,「核」といわれる部分と「尾」といわれる部分からできています。核は,氷や有機物・岩石の粒などからできていて,細長いだ円の軌道で太陽のまわりを公転しているものが多く,太陽に接近すると長い尾を見せます。
 
彗星が太陽の近くにやってくると,その熱で彗星の表面が蒸発しはじめ,ガスになって核のまわりを覆いはじめます。
 
一般に,市販の望遠鏡や双眼鏡で見える彗星は,ぼやっと広がった雲のように見えます。きれいな「尾」を持つものは「大彗星」といわれるもので,小さな望遠鏡や双眼鏡ではなかなか観測することはできません。有名なハレー彗星は,長い「尾」を持つことで知られていますが,地球の近くにやってくるのは約76年周期なので,観測できるタイミングも難しいです。
 
「流星」は,宇宙にちらばる小さなちりや岩石などが,地球の大気中に入り込んだときに,大気に当たって発光したものをいいます。だから彗星とは別のものです。流星は,根気よく夜空を眺めていれば,流星群のとき以外のふつうの日でも見つけられることもあります。

アンケート: このQ&Aへのご感想をお寄せください。

ご意見・ご感想をお寄せください。 こちらに質問を入力頂いても回答ができません。いただいた内容は「Q&Aへのご感想」として一部編集のうえ公開することがあります。ご了承ください。

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • line
学びの手帳
お手持ちのスマホでチェック!