中学数学で出題される確率の問題では,樹形図や表を使ってすべての場合を書き出して求めることを基本に考えましょう。
丁寧に樹形図や表をかくことが,速く正確に解くコツです。
■確率とは
確率とは,簡単にいえば「全部で何とおりあるうち,それが何とおりかを示す割合」です。
■樹形図と表を使いこなしましょう。
・基本は樹形図で求めます。
どんな問題でもまず樹形図をかいて,考えてみましょう。
3人でじゃんけん,コインを3回投げる,カードを4枚選ぶ,など3つ以上の事象が組み合わさった確率では,表では求められないのでかならず樹形図を使います。
・表で求められる場合もあります。
2個のサイコロの問題など,2つの事象の確率では,表を使って組み合わせを考えることもできます。まずは樹形図で解いてみて,解答などで表を使った解き方が紹介されている場合は,表のかき方も理解しておきましょう。