相似な三角形を作るように補助線をひきます。
そのときに,
のような形ができるように平行線をひいてみます。
[例]
下の図において,AF:FBをもっとも簡単な整数の比で表しなさい。
補助線のひき方の1つは,「Bを通り,FCに平行な直線をひき,ADの延長と結ぶ。」です。
交点をGとすると,下の図の色のついた色のついた部分のように,相似な三角形ができます。
ここから,次のようにしてAF:FBを求めます。
AE:ED = 2:1 = 4:2
ED:GD = CD:BD = 2:1
より,
AF:FB = AE:EG = AE:(ED+GD)= 4:(2+1)=4:3