言葉の順番をふつうとは逆にするのが「倒置法」,同じ語句や似た表現を繰り返すのが「反復法」,文末を体言(名詞)で止めるのが「体言止め」です。
「倒置法」「反復法」「体言止め」の例はそれぞれ次のようになります。
・倒置法
もう卒業だね,気がつけば。
ふつうなら,「気がつけば もう卒業だね。」とするところを,言葉の順番を逆にしている
・反復法
歩け歩け ぼくは元気さ
歩け歩け 道のりは長いぞ
歩け歩け 頭の上には青空だ
「歩け歩け」という語句を繰り返している
・体言止め
忘れようとしても忘れられない,友達との思い出。
文末を「思い出」という体言(名詞)で止めている