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  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/07 14:43
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【国語】比喩(ひゆ)の区別

直喩(ちょくゆ),隠喩(いんゆ),擬人(ぎじん)法の区別がわかりません。どうやって見分けたらよいか,教えてください。
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回答

1.「~のようだ(ように)」などの,たとえを表す表現があるか,
2.人間にたとえているか,で見分けます。

 
比喩の種類を見分けるには,二つのポイントがあります。
 
1.「~のようだ(ように)」などが使われているかどうか
「~のようだ(ように)」などのたとえを表す言葉が使われているたとえ方「直喩」と言います。
「~のようだ(ように)」などが使われていないたとえ方を「隠喩」と言います。
 
・赤ちゃんのほおは,おまんじゅうのようにやわらかい。
…「のように」を使っている→直喩
 
・赤ちゃんのほおは,おまんじゅうだ。
…「のように」などを使っていない→隠喩
 
2.人間でないものを,人間にたとえているかどうか
人間でないものを,人間であるかのように表す方法「擬人法」と言います。
 
・そうじきは,どんどんごみを食べていった。
 …そうじきという人間でないものの様子を,「食べる」という   人間の動作を表す言葉でたとえている→擬人法
 
・そうじきは,排水口のようにごみを吸い込んでいった。
 …そうじきが「吸い込む」という表現は,通常の表現であり,人間の動作を表す表現ではない→擬人法ではない
 
そうじきは排水口ではないが,それにたとえている
→ 比喩(この場合,「~のように」を使っているので,直喩)
 

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