「修飾語」を,各文節の前に動かし,無理なく意味が通る文節を探しましょう。
[例] 桜の 花が とても 美しい。
修飾語「桜の」がどの文節を修飾しているのか,探してみましょう。
「桜の」を各文節の前に動かして意味が無理なく通る文節を確認します。
・桜の 花が ・・・○ (意味が通る)
・桜の とても・・・×
・桜の 美しい・・・×
《答え》 「桜の」は「花が」を修飾している。
・修飾語を移動させたとき,意味が通る文節が一つではないように思える場合もあります。
[例]そっと 小鳥を 手のひらに のせる。
・「そっと‐小鳥を」・・・・・?
・「そっと‐手のひらに」・・・?
・「そっと‐のせる」・・・・・?
←意味が通る文節が「複数」あるように思える。このようなときは次のことを試してみましょう。
[コツ]その修飾語を使ったほかの例を考え,使い方の似ているものに置きかえてみる。
・「そっと」を使ったほかの例を考えてみる・・・「そっと‐置く」「そっと‐さわる」
→「置く」「さわる」など,「どうする」という「動作」を表す言葉を修飾している。
→「小鳥を」と「手のひらに」と「のせる」・・・「動作」を表す言葉は→「のせる」
《答え》 「そっと」は「のせる」を修飾している。