いつの時代も、子どもが新しいものに夢中になると、大人は不安を感じるものですね。今では文豪の名著とされる小説ですら、明治時代には有害メディアとして扱われていました。そして現在、YouTubeには最新の知見や表現を優れた構成で配信しているさまざまなチャンネルもあります。かく言う私も、お気に入りの芸能人の配信を日々楽しんでいますし、ゲームも大好きですよ。もし私が大好きなYouTubeを家族から制限されたら、隠れてでも見続けそうです。隠れて見ることにエネルギーを取られてしまったり、楽しみを否定されたりする環境では、ストレスを感じるかもしれません。お子さまには、動画やゲームのことには直接触れず、学習時間の確保のために自由時間の使い方を工夫したり、学習目標の達成度に注目して生活全体を見直したりするアイデアを出してみて、自分から自由時間の偏りに気づけるようにしてみてはいかがでしょう。