• No : 389
  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/07 14:46
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【国語】俳句の句切れ

俳句の句切れがよくわかりません。
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回答

 

句切れの呼び方は,切れ字(「や」「かな」「けり」など)や言い切りの表現の含まれる句がどこかで決まります。
 
俳句は5・7・5で構成され,それぞれ初めから「初句(一句)」「二句」「三句(結句)」と呼びます。

○○○○○  ○○○○○○○  ○○○○○
↑初句(一句) ↑二句       ↑三句(結句)
 
初句の最後に切れ字や言い切りの表現が含まれ,初句の後で区切れる句を「初句切れ」
二句の最後に切れ字や言い切りの表現が含まれ,二句の後で区切れる句を「二句切れ」
三句の最後に切れ字や言い切りの表現が含まれるか,切れ字や言い切りの表現がない句を「句切れなし」といいます。

(例)
夕顔や  ひらきかかりて  襞(ひだ)深く(杉田 久女)
→初句切れ
 
草山に  馬放ちけり  秋の空(夏目 漱石)
→二句切れ

とつぷりと  後ろ暮れゐし  焚火かな(松本 たかし)
→句切れなし
 
俳句の場合は,二句の途中に切れ字や言い切りの表現が使われることがあります。
このようなものを「中間切れ」といいます。