目的に合わせて書き込む場所を変えると,見直しがしやすくなるでしょう。
書き込みが密集してしまうと,読み返すのが大変になります。
行間を空ける,ノートを3段に区切って書き込む段を変えるなど,見やすいように自分なりに工夫してみるとよいでしょう。
■行間を空ける方法
詩を書き写すときに,2行・3行など多めに行間を空けておくやり方です。
書き込めるスペースが広くなるため,詩そのものに書き込みやすくなるのが特徴です。
書くことが多い場合は,詩の該当部分に線を引く,番号をふるなどして,別の空きスペースや続きのページなど離れた場所に書きたいことを書く方法もあります。
■段を分ける方法
縦書きのノートに横線を2本引き,ノートを3段に分けて使うやり方です。
1段目に詩を書き写し,2段目に板書の内容を書きます。
3段目は,先生が口頭で言ったことを書いたり,その単元のポイントをまとめたりするために使います。
新出の漢字や語句など,自分がとくに復習したいことを書く段としてもよいでしょう。
■あとから紙を貼る方法
どうしても書くスペースが取れない場合,別のメモに書き,ノートに貼りつける方法もあります。
ノートの端など,ほかの書き込みのじゃまになりにくい場所を選ぶ,一部分だけのり付けしてメモ用紙をめくれるようにするなど,ノートの使いやすさを心がけましょう。
貼ってはがせるメモ用紙を使う方法もありますが,なくしてしまうおそれもあるため,授業が終わったら,しっかりのり付けしておくことをおすすめします。