読書感想文は,テーマと結論を決め,骨組みを作っておくとまとめやすいでしょう。
1.印象に残った場面を挙げる
自分が注目した場面,気になる場面を書き出します。
2.場面ごとに,感想と,そこからわかる自分の考え方などを書き出す
本を通して過去や今の自分を振り返り,気づいたことや得た教訓などを書きます。
自分がどんな人物なのかを説明するため,経験など身近なエピソードも添えましょう。
3.テーマと結論を決める
先ほど書き出した内容から,読書感想文全体のテーマと結論に合ったものを選びます。
どんな流れで書くかイメージし,文章全体の骨組みをメモしておきます。
骨組みに沿って肉付けを進め,字数に合わせて文章の量を調整します。
[例]昔話「さるかに合戦」の読書感想文の書き方
- 「サルをこらしめる場面」
- 「仲間の個性豊かな協力により,弱者であるカニが勝利できたのはすごいことだ」
「弱点はそれぞれあっても,違いを認めて得意なことを生かせば活躍できると思う」
「自分はバスケットボール部の中で,背が低いのがコンプレックスだった。でも足が速いので,攻守の切り替えに生かして頑張りたい」
- 「人との違いを前向きにとらえることが,自分の可能性を伸ばすことにつながる」