説明的文章を読むときには，表現に注目することが大切です。

 

１　問いかけ表現に注目し，話題をつかむ。
最初の段落に注目する。問いかけの表現「～だろうか」等があれば，それが文章全体の話題になっていることが多い。
２　接続詞や文末表現に注目し，筆者の主張をつかむ。
逆接の接続詞「しかし」等・断定の文末表現「だ」「である」「です」等が出てきたら，そこに筆者の主張が述べられていることが多い。
３　具体例に注目し，筆者の主張をつかむ。
「例」が出てきたら，それは何のために使っているのか（＝何を述べるために使っているのか）を考える。「例」を使うということは，とくに説明したい気持ちがある。

 

もちろん，これらがすべてではありません。しかし，これだけでもかなり文章を読む手がかりになります。