聞き取り問題では,上手にメモをとることが大切です。
■メモをとるコツ
聞き取りテストでは,読まれていることをそのまま書く時間はありません。重要な単語などを,後から自分が見てわかる程度に省略して書くようにしましょう。自分で見るだけなので,画数の多い漢字はひらがなで書くなど,短時間で書く工夫をしましょう。
[例]
【問題文】これからの日本に求められるのは,環境問題に対する真面目な態度と,食糧問題を解決する姿勢だろう。
【メモ】日本,かんきょう,食りょう
また,次の点にも注意しましょう。
■集中して聞く
国語の聞き取りテストは問題文が1度しか読まれないことが多いようです。1度聞き逃してしまうと確認できないので,最初の1文から集中して聞くようにしましょう。
■接続詞に注意する
「しかし」「たとえば」などの接続詞の後に,大切なことが読まれる場合が多いです。接続詞に注意して聞くとよいでしょう。
読解問題の問題文などを,保護者のかたや友達に読んでもらって,聞き取りテストの練習をしてもよいでしょう。また,テレビやラジオのニュースなどを聞きながら,メモをとることも聞き取りテスト対策として有効です。