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  • 公開日時 : 2017/01/20 00:00
  • 更新日時 : 2021/10/07 14:59
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【国語】例外になる現代仮名遣いの見分け方

古語を現代仮名遣いに直すとき「ア段+う(ふ)」は,「オ段+う」になると思うのですが,「こひねがふ」→「こいねがう」となっています。「ア段+う(ふ)」なので,「こいねごう」としてしまいました。
どのようにして見分けるのかわからないので,教えてください。
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回答

現代仮名遣いに直すときの「ア段の音+う(ふ)」→「オ段+う」というルールは原則で,例外もあります。
 
「こひねがふ」の読みは,「こいねがう」「こいねごう」と2とおりあります。よって,現代仮名遣いも2とおりあることになります。
 
同じような例外の例として,次のような語があります。
・慕ふ(したふ)→現代仮名遣いでは「したう」「しとう」
・嫌う(きらふ)→現代仮名遣いでは「きらう」「きろう」
・買ふ(かふ)→現代仮名遣いでは「かう」「こう」
 
「ねごう」でも間違いではありません。
ただ,『願う(ねがう)』のように,現代でもそのままで通じる古語を現代仮名遣いに直す場合は,現代語の表記方法に合わせます。