「行く」に「う」が付くことによって「行こ」と形が変わっているからです。
「行こう」は基本形の「行く」という単語に「う」(「~しよう」と誘う意味を表す)という単語が付いたことで,「行く」の語尾が「行こ」と変化し,「行こう」となっています。
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だから,「行こ/う」と単語に区切れます。
このように,文中では語尾が変化している語があります。このような変化を「活用」と言います。活用して語尾が変化している場合は単語に区切る場所が見つけづらいのです。
そういうときは
[ポイント]
・活用している語を「言い切る形」に直して考える。
※「言い切る形」=普通に語を言い切ったときの形
[例]歩く 読む 美しい
歩いて→歩く+て 読みます→読む+ます 美しかった→美しい+た
このように文中で語尾が変化していて,単語に区切る場所がわかりづらいときは次のことも頭に入れておくと便利です。
[コツ]
「た・て・ます・ば・ない」は「単語に区切る」と覚えよう!
・行った→(先に「た」を区切る)→ 行っ/た→「行っ」と「た」に区切れる。(行く+た)
・歩いて→(先に「て」を区切る)→ 歩い/て→「歩い」と「て」に区切れる。(歩く+て)
・来ます→(先に「ます」を区切る)→ 来/ます→「来」と「ます」に区切れる。(来る+ます)